top of page

本日1月13日、factoria4周年を迎えることが出来ました。


こうやって振り返ると、いろんな写真=出来事がありました。 振り返った理由は、本日がコワーキングスペースfactoriaが杉並区西荻窪でスタートした日ということで、factoriaはおかげさまで4周年を迎えることができました。多謝。 2017年スタート当初から、ただの「場所貸し」ではなく、「集う人と人とのつながりをつくる」ことこそが、一番大事なことであり、絶対に譲れないという想いがあり、様々な試行錯誤を繰り返しながら、factoriaに集う人(メンバーやアドバイザーの皆さん、factoriaの運営や空室や遊休不動産の有効活用をご提案させて頂くコンサルティング事業などを多方面でサポート頂いている皆さん、イベントにご参加いただいた皆さん)と一緒に、factoriaを創り続けていることが、今のfactoriaの価値につながっていると思っています。 今のfactoriaがあるのは、皆さんのおかげです。

正直、1人では、何も達成できなかったと思っています。

改めて、皆さんに深く感謝しております。有難うございます。

 

話は変わりますが、年末年始に読んだ本にこんなことが書いてありました。 「今の若い人は物事をあまり考えていない」 これって、どういうことなんだろうかと考えた結果、一つの仮説に至りました。 それは、今も昔もあらゆる「分断」は存在し、これからも存在し続けるだろうということ。 その理由としては、本が出版された2004年、私が本を読んだ2021年と年代に関わらず、同様のことが言われいるからです。 「今の若者は、物事をあまり考えていない」 それって、本当なのでしょうか?

若者よりも年上の人達(私達)が、若者とコミュニケーションを積極的に取っていないので、若者の考えを理解していないだけではないでしょうか? 互いを理解するために話し合い、

話し合うことで違いがわかり/みつかり、

違いがあるから新しい何かが生まれ、

さらに一歩進み、

互いに弱い部分を補うために協力することができると、いつの日か、その「言葉」や「分断」は消えて無くなるかもしれません。 巷では「ダイバーシティー、多様性」と声高々に言われていますが、もっと「根本的な多様性」とは、私達のすぐ側にありふれているのではないかと感じました。 「若者と話すことの本質は、今まで話したことない人と話す」ということなのではないか。 それは、 世代が異なる人と話す、 職種や業種が異なる人と話す、 挨拶だけだった人ともう少し話す、 気が合わない人や苦手な人と話してみる(それでもダメだったらやめればいい).... それは、もっと人に興味や配慮を持つということなのではないかと思いました。 私見ですが、多様性の真逆にある「分断」はこれからも無くならないと思います。 ですが、分断の境界を薄くしていたり、異なる(と思い込んでいる)相手側の世界に一歩足をかけてみたりと、互いに歩み寄ったり、風通しのいい状況をつくっていくことは、私達一人一人の行動次第で、いかようにでも変えていくことができると信じています。 それは、可能性という名の伸び代がいっぱいだと言い換えることもできますね。 factoriaを運営する私達HAM(株)のビジョン(夢)である「多様なバックグラウンドを持つ人々がコラボやサポートしあえるベースをつくる」ことで、ミッション(存在価値)である「1人でも多くの人が自分が望む生き方ができる社会を実現する」ために、ただの「場所貸し」でなく「集う人と人とのつながり」を今年も心機一転創り続けていきます。

 

2021年新年のご挨拶と4周年の御礼として。 HAM株式会社 代表取締役 佐藤仁美

bottom of page