多種多様なビジネスを行なっているメンバーが集っているコワーキングスペースfactoriaでは、毎月1回、メンバー同士の学び舎「factoria道場」を開いています。 (factoria道場で講義を担うメンバーを「師範」、講義やディスカッションを「組手」と名付けています)
第4回目は、子育てと介護のダブルケアに取り組んでいる、NPO法人こだまの集い 代表理事の室津瞳師範との「子育て世代が介護に直面する時」をテーマにした組手でした。 ※ダブルケア:子育てと介護が重なっている状態のこと。 具体的な組手内容は、ダブルケアの概要や具体的なケアの種類、地域包括支援センター、介護時に活用できる制度、人口動態、介護に関するクイズ、ダブルケアを乗り切るためのポイントと心構えなどについてと内容の濃いお話を頂きました。 その中でも特に脳裏に焼き付いたのは、ダブルケアを行う人の平均年齢は39.6歳という事実でした。
39.6歳といえば、働き盛り世代ですよね。子育てと仕事との両立だけでも大変そうなのに、そこに介護も加わるとどういう状況になるのかは、正直想像つかないです。
なので、
室津師範が、ダブルケアに取り組む背景〜ご両親の介護と第一子の子育て、妊娠中の第二子とご自身のケアをしながら、看護師の仕事を続けることがとても大変だった過去の経験〜を知り、どれほど大変だったんだろうか、寂しかったんだろうかと想像すると涙が出てきました。
そして、その苦い経験を糧に今、ダブルケアという社会課題の解決に取り組むNPO法人を立ち上げて事業をされている室津師範の本気の熱意に心が熱くなりました。
もし、お近くでお困りの方がいたら、是非、NPO法人こだまの集いが主催するダブルケアに関するイベント情報やWebサイトなどの情報共有を頂けると幸いです。
お困りの方に、室津師範であれば有益な情報を届けてくれると信じています。
去年から毎月1回、factoria道場を開いていますが、事業について深く話が聞けたり、学べるので、非常に良い機会をみんなでつくれていることに感謝しています。
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