自分らしいライフスタイル叶えている人をインタビューするシリーズとなっています。今回はWebデザイナー、水引工作所主宰している小杉あゆみさんをインタビューさせて頂きました。
【あゆみさん自身のことや経歴などについて教えて頂けますか?】
滋賀県生まれ、現在1児の母です。京都にある美術系大学を卒業後、当時の彼(現・夫)と共に上京しました。
当時、西荻窪にあった骨董品店に勤める傍ら、独学でWebサイト制作を学んだオーナーより骨董品専門のECサイト制作ノウハウを教えてもらいつつ、制作もしていました。
その後、一度は企業人として働いておきたいと考えていたこともあり、某レコード会社にWebデザイナーとして勤めました。
主な仕事はアーティストやアニメなどのECサイトの立ち上げを行っていました。日々、新しい技術が出てくるので、HTMLなどコーディングについても学ぶ機会があり、ユーザー目線での使いやすいサイト構築の基礎をココで学べたと思っています。
そして、第一子誕生に伴い退職し、フリーランサーとしての仕事スタイルを選びました。
【どのようにしてフリーランサーの仕事をゲットしていったのですか?】
基本的には足で稼ぐ、アクションをする、です。
西荻窪の街を歩きながら求人ポスターを見つけると片っ端から連絡し、やれる仕事がないか聞いてみるというアクションをしていました。
例えば、Webデザイン・常駐というポスターがあっても先ずは電話してみる。そうすると有り難いことに受注を頂けることがほとんどでした。
【水引に出逢ったキッカケを教えて頂けますか?】
産後に感じた自分の居場所、必要とされることの大切さに気づき、模索していた頃に目に留まったのが、クリエイティブな水引やご祝儀袋の存在です。
ちょうど流行り出した時期という事もあり、アマゾンでたまたま見つけた水引の本を購入したことがキッカケで、最初はおこずかい稼ぎくらいになれば良いなぐらいの軽い気持ちでスタートしました。
タイミング良くminneやCreemaなどのハンドメイドアプリが流行っていたので、サイト内での出店やリアルイベントの出店をしていきました。2016年11月クリーマのお正月飾り特集にて取り上げられたことで、フォロワー数も増加し、自分では多くの皆さんに知って頂けるようになったのでプチフィーバー状態だと思います。そこから本腰を入れて制作を始め、子供が寝た後の深夜や徹夜での制作も苦にならないくらい没頭していきました。
また、大阪にある大手デパートにも納品させて頂いたことで自信を持てるようになり、積極的にイベント出店していこうと決意することが出来ました。
今ではminneやCreemaからイベント出店やワークショップ開催などのお声掛けを頂くようになっています。
【水引のどんなところが魅力的ですか?】
メインの商品はご祝儀袋を制作していますが、イベント時にはアクセサリーも販売しています。
実験を繰り返しながら、色彩、配色のバランスを考え、小さな世界を生み出せることが大好きです。
【現在はどのようなところでワークショップを開催されていますか?】
定期的なワークショップは月1度、東京新聞西荻窪専売店さんの場所を借りて開催しています。ここは就業支援施設もされているので、彼らの就業のサポートとして水引を用いての商品製作の講習を行っています。
小学生から高齢者まで誰でも簡単に創作活動が出来ることもあり、水引で作る作品の幅広さや面白さを感じてもらえる可能性があると思いました。
【これからどんなことをしていきたいですか?】
母や友人が本心から誇れる私でありたいと思っています。その為には今出来る事を着実にやっていくのみです!次に次にと一歩ずつ進めていきたいと思います。
そしてゆくゆく、水引チームをつくりたいと考えています。例えばパッケージデザイン、バックオフィス系など苦手な分野のサポートし合えるチームが理想です。
【水引工作所】
minne
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