創業時に知っておくべき杉並区の起業支援をご存知ですか?【2025年10月アップデート記事】
- factoria
- 2023年8月15日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前
公開日:2018年7月23日 更新日:2025年10月15日

本記事では、杉並区での起業前(会社設立前)に知っておくと役立つ情報をアップデートいたしました!ぜひご一読ください。
杉並区の起業支援!創業時に優遇措置が受けられる特定創業支援等事業
杉並区の産業振興センター、東京商工会議所杉並支部、西部信用金庫が主催する創業セミナーを全て受講すると、法人登記時の登録免許税が安くなる等の優遇措置が受けられます。 ※杉並区の認定創業支援等事業計画の計画期間終了日は、令和11 年3 月31 日までです。
特定創業支援等事業を受けると活用できる5つの優遇措置
①会社設立時の登録免許税の軽減
具体的には、株式会社または合同会社は資本金の0.7%→0.35%(株式会社の最低税額は15万円→7.5万円、合同会社の最低税額は6万円→3万円)、合名会社または合資会社は1件につき6万円→3万円に軽減されます。
②無担保、第三者保証なしの創業関連保証の拡充
本来、事業開始の2カ月前から対象となる保証が、6カ月前から利用可能となります。 詳しくは、こちらをクリック→創業関連保証
③日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金」の貸付利率の引き下げ」
新規開業・スタートアップ支援資金の貸付利率の引き下げの対象として利用することが可能となります(別途審査あり)。 詳しくは、こちらをクリック→新規開業・スタートアップ支援資金
④東京都「創業融資」について、「創業支援特例」の適用
特定創業支援事業を受けた場合、利率が0.4パーセント優遇されます。 詳しくは、こちらをクリック→東京都中小企業制度融資「創業」
⑤杉並区「創業支援資金」に係る信用保証料の補助
杉並区「創業支援資金」を利用し、且つ特定創業支援等事業を受けた場合、信用保証料を3分の1補助します。東京都「創業融資」の要件も満たす方は、都の信用保証料3分の2補助も受けられ、信用保証料の負担が実質無料になります。
詳しくは、こちらをクリック→杉並区「創業支援資金」
創業セミナー受講から交付までの流れ
①特定創業支援事業の創業創業セミナーに申込、全4講座を受講します。
②①を受講したことを証明する証明申請書等を杉並区産業振興センター就労・経営支援係にて申請します(証明申請書等は、窓口でもらってください)。受付日から証明書交付までは1週間程度です。
③②の証明書を交付された旨を、各制度の取扱窓口に証明書を提出します。その際、特定創業支援事業による支援を受けたことを伝えます。
創業支援事業計画における特定創業支援事業の内容や支援を受けた証明書の申請方法等につきましては、こちらのファイルをクリック →
※詳しい情報については、杉並区のホームページなどで確認してください。
杉並区の創業セミナー開催事業者・お問い合わせ先
■杉並区産業振興センター
毎年6月、10月頃予定。担当者に問い合わせたところ、本来はセミナーを受講して頂きたいが、急ぎの方は要相談可、個別対応もしていただけるようです。
■東京商工会議所 杉並支部
担当者に問い合わせたところ、本来は産業振興センターのセミナーを受講して頂きたいが、それも不可能な場合は要相談可で、個別対応もしていただけるようです。
■西武信用金庫 地域協創部
開催日時未定
以上、会社設立時に役立つ制度についてご紹介しました。
私も15年前の起業前に知っておきたかった情報の一つです。
杉並区で法人登記が可能なコワーキングスペースfactoriaに入会するメンバーさんたちには必ずご紹介している制度ですので、ぜひ、これから杉並区で起業される皆様にもお勧めさせて頂きます。それでは、また良い情報がありましたら、まとめます!
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