top of page

factoriaVOICE「西荻窪にあるコワーキングスペースfactoriaって?前編」


2017年に西荻窪にコワーキングスペースfactoriaを開業してから、ずっと、こんなことを皆でやりたいなと温めていた企画がスタートしました。

「働く場」であるfactoriaに集うメンバー同士が「自分らしい働き方」について、あれこれディスカッションしていく企画、それが「factoriaVOICE」です!


起業、独立開業、副業を通じて、自分らしい働き方にチャレンジしているロールモデルの姿を是非、皆さんにお届けしていきたいと思います。

 

factoriaVOICEとは?誕生背景

factoria佐藤仁美(以下、佐藤) 皆さん、1週間お疲れ様です。今週は、いかがでしたか? 私はこのfactoriaVOICEがスタートするということで、とてもワクワクしています。

早速始めていきましょう! まずは、factoriaVOICEの概要と誕生背景を共有させて頂き、次にfactoriaってどんな場所?というテーマで3名の共同ホストとお話ししていきたいと思います。

factoriaVOICEとは、東京杉並区西荻窪にあるコワーキングスペースに集う多種多様なバックグラウンドのメンバー同士が、自分らしい働き方について、あれこれディスカッションするラジオ的なコンテンツです。(Twitterスペースで公開収録を行い、それを後日Webサイトに掲載しています) コワーキングスペースであるfactoriaには、会社の起業だったり、個人事業主やフリーランサーとして独立開業することを通じて、自分らしい生き方にチャレンジしている人々が集っています。 多種多様なバックグランドっていうのは、過去のいろいろな経験を基にしたオリジナリティのある、その人だけのユニークな視点を持っているとも言い替えることができると思っていて。

そんなユニークな視点を持つfactoriaメンバー同士が、日常のオフィスだったり、飲み会だったりで雑談やディスカッションをしていると、1つのテーマについても、いろいろな意見や見解があって、そこからお互いに新しい気付きだったり、新しい切り口に変わっていく化学反応的な面白さがあるんですね。 そんなfactoriaメンバー同士の雑談やディスカッションを公開でやりたいな〜って思ったのが、1つの背景です。

もう1つの背景は、世の中で取り上げられているカリスマ的な存在ではなくて、私達の身の回りにいる身近な存在、ロールモデルが持ってるユニークな視点の素晴らしさや面白さを、もっと広く知ってもらいたいなと思ったことです。

この2つの背景を基に、factoriaVOICEが誕生しました。 この公開収録を聴いてくれたり、ブログ記事を見てくれる皆さんとfactoriaメンバーとが一緒に、自分らしい働き方や生き方について、考え、ディスカッションしていく中で、皆一緒にアップデートしていけたら面白いことになりそうだなって思っているので、皆さんからのコメントやフィードバックもTwitterなどを通じて教えていただけると嬉しいです。 最後に、このfactoriaVOICE誕生にあたり、これからご紹介する3名の共同ホストとfactoriaの佐藤とで、ブレストやディスカッションを通じて、企画を練り、factoriaVOICEが誕生することが出来たことに、感謝申し上げます!


 

共同ホストである、3名のメンバー紹介

佐藤 それでは共同ホストの皆さんをご紹介をさせて頂きます。 まずは、恵子さんからお願いしてもいいですか?

高木恵子 (以下、高木) 株式会社アンコモンポイント代表取締役の高木恵子と申します。

現在、ビジネス領域のコーチングや組織開発の仕事をしていて、最近はリーダー育成にフォーカスしております。 こういうラジオっぽい感じで話すっていうのは初めてなので、とても楽しいです!

佐藤 次に、坂田ひろみさん、よろしくお願いします!

坂田ひろみ (以下、坂田) 坂田ひろみと申します。アロマセラピー教室のAMBER BOTTLE AROMATHERAPYを主宰しています。 教室なので、基本的には個人相手ですが、時折グループレッスンもやっています。

factoriaのいいところは、ミーティングスペースとワークスペースが分かれていることです。そのため、日中の時間帯でも個人レッスンを開催できたり、メンバーさん達にもプライベートレッスンを受けて頂いています。 細々とですけれども、いろんな方にアドバイスを頂きながら頑張っています。

佐藤 坂田さんの場合は、既にいろんな繋がりが広がっていますよね?

坂田 そうですね。factoriaに入会して本当に良かったなと思うのが、メンバーさん達にレッスンを受講して頂いたり、「アロマが楽しい!好きな香りが見つかった。好きだと思っていた香りと違った」などの発見があると伺えたり、また、factoria佐藤さんの友人からお仕事の相談を頂いたりしたことです。 そういったコミュニティがあることが factoriaの軸だと思うんですけど、そういう強みを私は享受できて有難いなと思っています。

佐藤

お次は、宇都宮さん、お願いします!



宇都宮徹壱 (以下、宇都宮)

宇都宮徹壱です。写真家、ノンフィクションライターという肩書きで、主にサッカーを中心に取材したり、写真を撮ったり、文章を書いたりという仕事をしております。

factoriaとの出会いは、僕が仕事場を探していた2019年末でしたね。 入会のキッカケは、あるサッカー繋がりの人からこんな場所で仕事してるよと話を聞き、それまで週1ぐらいで通っていたオフィスがあったのですが、諸事情で行けなくなってしまうタイミングで、1人で仕事するのも辛いなと思っていたのが1つめの理由です。

2つめは、過去、西荻に住んでたので非常に愛着がある土地だったということです。これはもう是非ということで、仁美さんにお会いして、面接を受けたのは2019年の暮れだったかな?

佐藤 そうですね、12月でしたね!

宇都宮 翌年2020年1月から通い始めたところで、3月からコロナ禍に入り、しばらく閉めざるをえなかったとか、色々ありましたね。 2年以上、factoriaでお世話になってる中でfactoriaで仕事してて良かったなと思うことがあります。


まず、多様なジャンルのプロフェッショナルが集っているからこその視野の広がり方や考え方の柔軟性ですね。


2つめは、サッカー業界は非常に狭く、それまで他の業界を知ることはなかったのですが、業界の外の人は、業界の人とは捉え方なども全く異なっているということを、この2年間、すごく良い意味で、謙虚さだったり、まだ日本に根付いてないサッカーをどう広めていくか、伝えていくかっていうことを、すごく意識するようになったことです。


3つめが、公私のオンオフがしっかりできることですね。文章を書いている人間からすると大事なことなんですよ。また、地味に有難いのが、取材の場所で使えるっていうのも。


高木、坂田、佐藤

(取材場所で使えるということに対して一同驚きの)ええ〜!!

宇都宮 日本代表のサポーターで丁髷姿で、いろんな世界中をまたにかけて応援してる、ちょんまげ隊長ツンさんや、明日は前Bリーグ、チェアマンの大川さんが来てくれます。

そういう方々をインタビューする場合は、落ち着いて話をしたいので、飲食店だと難しいわけです。

以前は、貸オフィスや貸会議室を借りてたのですが、見た目も味気ないし、壁が薄くて隣の部屋の声が聞こえてきたり。電源が少なかったり、Wi-fiが通ってなかったり、次の利用者が来るから慌てて片付けなきゃいけないとか。そういったことがfactoriaだと、全く気にせずに使えるのが良いですね。

また、西荻だと結構来てくれる人が多いことがよく分かりました。factoriaに来訪された皆さんは良いところですね!と褒めてくれます。

そういう感じで、仕事場としても、僕自身のコミュニケーションの場としても、またインタビューで使えるっていうのも、すごく重宝してますね。



本来のコワーキングスペースの存在意義とは?

佐藤 皆さん、自己紹介なのにfactoriaについても紹介してくれたのでw、今日のテーマ紹介が後追いな感じになりますが、初回のテーマは 「西荻窪にあるコワーキングスペースfactoriaってどんなところ?」っていうことで、 改めてディスカッションしていきたいなと思ってます!



宇都宮 まずは、仁美さんにコワーキングスペースの定義と、他のコワーキングスペースとfactoriaとはここがちょっと違うよということを解説していただきたいんですけど、いかがですか?

佐藤

かしこまりました!

まずは、一般的なコワーキングスペースの定義ですが、 業種も役職も異なる人同士が、事務所、会議室などを共有しながら、個々の仕事をしたり、時には協力し合あったりという共に働く(コワーキング)の場所のことを指します。


私なりの定義は、多業種の人々が集い、一緒に仕事をする場やメンバーと捉えていますね。

ただ、実際はなかなかコワーキング出来ていないというか、そこのコミュニティづくりに苦心しているコワーキングスぺースさんも多いのかなと事業相談などを通じて感じています。


私はfactoriaを開業する際も今も、ただの場所貸しでは意味が無く、質の高いコミュニティこそが最も重要だと考えています。factoriaのコミュニティはメンバーおひとりお一人の力を貸していただき、皆で一緒に築いているものだと思っています。


 

共同ホストのプロフィール

高木恵子 株式会社アンコモンポイント代表取締役 大学卒業後、JTB、上海(中国)と台北(台湾)の外資系ホテル、国内ベンチャーで法人企画営業・マネージャー職のキャリアを積む。30代初めにイギリスでMBA取得後は、国内コンサルティング会社で、大手日本企業に対する海外事業戦略のコンサルティングに従事。

現在は、エグゼクティブやマネージャー層へのビジネスコーチング、リーダー育成、チームづくり支援、ワークショップ研修等で個人と組織の成長をサポートしている。 Website:https://uncommon-point.com/

 

坂田 弘美(さかた ひろみ)

公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)認定アロマテラピーインストラクター

1967年生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。

大学卒業後、印刷会社制作部にてテクニカルライターとして大手電機メーカーのマニュアル執筆に携わったのち、外資系ITベンダーに転職し、開発部門にて英文マニュアルのローカライズに従事。

その後、エディトリアルな分野とテクニカルな分野の狭間で、自身のキャリア形成に迷うなかで「ものづくりは、使ってもらい、使い倒してもらって、はじめて価値が生まれる仕事」という気づきを得て、IT系の書籍編集者に転身を決意。2002年より株式会社ソキウス・ジャパンにて「徹底攻略シリーズ」(株式会社インプレス刊)の編集者として数多くの書籍を担当。2015年に同社を退職後も、引き続き「徹底攻略シリーズ」の編集を担当。

2021年いっぱいで編集職のキャリアに区切りをつけ、2022年よりアロマセラピーの教室「AMBER BOTTLE AROMATHERAPY」をスタート。


 

宇都宮徹壱 写真家・ノンフィクションライター

1966年生まれ。東京出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、TV制作会社勤務を経て、1997年に「写真家宣言」。以後、国内外で「文化としてのフットボール」を追い続け、積極的な取材活動を展開中。FIFAワールドカップ取材は1998年フランス大会から、全国地域リーグ決勝大会(現地域CL)取材は2005年大会から継続中。

2016年7月より『宇都宮徹壱WM(ウェブマガジン)』の配信を開始。 Website:https://www4.targma.jp/tetsumaga/

bottom of page