top of page
  • 執筆者の写真factoria

factoriaVOICE「ライフステージが変わっても、その働き方で大丈夫?_介護編❶」

更新日:5月9日


西荻窪のコワーキングスペースfactoriaメンバーが自分らしい働き方についてトークするラジオfactoriaVOICE
西荻窪のコワーキングスペースfactoriaメンバーが自分らしい働き方についてトークするラジオfactoriaVOICE

factoriaVOICEとは、東京の杉並区西荻窪にあるコワーキングスペースfactoiraのメンバー同士が自分らしい働き方についてあれこれディスカッションするコンテンツです。


2017年の開業以来、factoriaには、純粋で、多芸多彩なメンバーが集っています。

そんな素敵なメンバーさん達と共にfactoriaVOICEの新企画をスタートしました!


私達もこのテーマに関して、共に取り組んでいく仲間を増やしたいですし、仲間が増えるとホストである私達の励みにもなりますので、ご興味持って頂いた方は、是非、TwitterSpaceの参加やフィードバックを頂ければ嬉しいです。

factoriaのTwitterアカウントへ飛ぶ

 

factoria佐藤は、ある日突然の遠方に暮らす親の介護が始まり、仕事と介護の両立をしていくことの難しさに直面しました。


佐藤を含むプレイングマネージャーであるスモールビジネスオーナーが、介護当事者となった場合の危機管理について、メンバーのお二人(介護やコーチングの専門家)と共にディスカッションしていく企画となっています。


この度、第❶回目を公開収録しましたので、こちらにて共有させて頂きます。



factoria佐藤(以下、佐藤):

factoriaVOICEは毎月1回の配信予定で、去年2022年の6月から定期配信していましたが、10月から3ヶ月間のお休みをいただいておりました。


まずは、その休止理由と今回の企画『ライフステージが変わっても、その働き方で大丈夫?介護編』を立ち上げるに至った背景について、共有させていただき、最後に次のテーマをこれからご紹介する共同ホストのお二人と決めていきたいと思います。


この企画は、公私共にお世話になっているfactoriaメンバーのお二人、NPO法人こだまの集い代表理事の室津瞳さんと株式会社アンコモンポイント代表取締役の高木恵子さんと共につくっていく企画です。


お二人の詳しいプロフィールについては、記事の最後にて共有させて頂いていますが、初回ということもありますので、簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか?


室津瞳さん(以下、瞳さん):

皆さん、初めまして。NPO法人こだまの集いの室津と言います。

私達のNPO法人は、育児と介護が重なったダブルケアに直面する方々の情報発信を主に行なっています。例えば、介護の専門職の方々に向けセミナーや執筆も行っています。

あと、当事者が集えるような場所をワークショップとしてオンライン開催しています。


佐藤:

結構な頻度で、ワークショップを開催されていますよね?


瞳さん:

はい。ほぼ毎月開催していますね。


佐藤:

参加者は、ワークショップをどのようにしてみつけてきたんでしょうか?


瞳さん:

皆さん、インターネット検索でダブルケアについて検索されていて、当法人を見つけて頂き、ご参加頂いている流れです。


佐藤:

ちなみに、参加者の方々のご年齢はどんな感じでしょうか?


瞳さん:

やはり、30,40代のキャリアを築かれている女性達が多いですね。


佐藤:

その年代でダブルケアということは、結構、親の介護が始まるのが早いということでしょうか?


瞳さん:

そうですね。

今、親の介護は自身の子育てが終わってから親の介護が始まるという時代ではなく、女性がキャリアを積んで出産した時点で、すでに親は高齢なことが多いためダブルケアが始まり、現役世代でも介護に直面している方々は多いかなと思います。

 

高木恵子さん(以下、恵子さん):

初めまして、(株)アンコモンポイントの高木と申します。

アンコモンポイントは、あんこ?あんこ屋さん?と聞かれることも多いんですが、「アンコモン」って、いつもと違う視点、ポイントになりたいなという私の思いを反映した会社名です。

今は、主に、ビジネスコーチとして、企業のマネージャー層やエクゼクティブの方にビジネスコーチングやチームや社員さん向けに研修やトレーニングを行なっています。企業と働く皆さんの成長を応援することを仕事にしています。


佐藤:

クライアントさんは、日系企業さんが多いのでしょうか?


恵子さん:

そうですね、日系企業さんが多いです。また、外資の日本支社もいらっしゃいますね。


佐藤:

ということは、恵子さんは英語でのコーチングもされるということでしょうか?


恵子さん:

そうですね、今年から英語でのビジネスコーチングも始めました。


佐藤:

かっこいいですね!自己紹介、ありがとうございます。こちらの素敵なお二人と一緒に進めていきたいと思います。

 

佐藤:

それでは、ここからは3ヶ月間の休止理由と今回の企画を立ち上げるに至った背景についてお話していきたいと思います。

時折、佐藤がうるっときたら、ぜひ助け舟出してくださいw


実は、3ヶ月間休止していたのは、ある日突然始まった母の介護で、家業やあらゆる手続きの対応に必死だったこと、私自身があまりに大きなショックを受けてしまい自分のことに関してはフリーズ状態だったこと、母を24時間付きっきりで介護する必要があったりなどしていたため、ビジネスマンとしては非常に申し訳ないのですが、正直、母や家族のこと以外に関しては頭が真っ白で何も考えられず、仕事が全く手につかない状態だったため、ちょっと体制を立て直すべく、一時休止とさせていただいた次第です。


母は、去年の6/24に容態が急変し、大学病院での2ヶ月間の精密検査の結果9/21にレビー小体型認知症と診断され、9/22に要介護3と認定されています。


たまたま、私は6/21-6/23まで大分に帰省しており、普段と変わりない母の様子だったので、6/24の容態急変は信じ難かったですね。